チェンバロのメンテナンス

チェンバロのメンテナンス

チェンバロに起こる不具合のメンテナンス

弾いていてよく起こるチェンバロの不具合の見方とメンテナンス方法

チェンバロ不具合の確認ポイント

【鍵盤の動きが悪い・重い】

チェンバロの鍵盤は木材によって作られているため、湿気の変化により木材が膨張し、バランスピンの部分や、上下ガイド部分がきつくなりスティックを起こし動きが悪くなったり、動かなくなったりします。この場合、ピアノと同様の鍵盤調整を行う必要がある。バランスピンやバランスホール部、フロントピンやフロントホール、後端のガイドのサイズを最適な標準寸法にする。ただ鍵盤調整はデリケートでホールを広げ過ぎるとガタになったり割れが発生する。この場合は鍵盤が使い物にならなくなるので、鍵盤調整は専門家に任せたほうが安全で確実である。

 


【ジャックやタング、プレクトラムの不具合】

チェンバロのジャック

ジャック部分

チェンバロのアクションで上下する部分をジャック、その先端についていて小さく動く部分をタング、そしてタングに取り付けられていて弦を弾く部分をプレクトラムといいます。これが弦を弾くことにより発音させるのですが、長く使っているとこのジャック、タング、プレクトラムに不具合が出て正確に発音しなくなります。
最も多いのはジャックのスティック。動きが悪くなったり、酷い場合は全く動かず抜けない状態になります。原因は湿気などによるジャックの曲がりや反り、膨張など。逆にガイド部分が変形している場合もあります。軽度な場合は削ることで治ることありますが、これも削り過ぎるとガタや破損が発生しやすく、鍵盤と連動しているためどこに不具合があるのか判断も難しいです。ため専門家に任せたほうがよいでしょう。
タングのやプレクトラムはさらに複雑で、材質や仕組みが千差万別なため、その機能や動きを確認してみないと判らないというのが正直なところです。実際に直すにも、時間と労力と技術が最も必要な部分のため専門技術者に任せたほうが安全でしょう。

 

【弦の切れ、調律】

チェンバロの弦

チェンバロの弦

チェンバロの弦は非常に細く繊細なため調律の際に弦が切れることがあります。また弦が柔らかいため正確な音階にするためには頻繁に調律しなければなりません。スペアの弦を付属しているメーカーもありますが、知識と経験が必要なため、安易に交換すると再度切れたり、最悪チューニングができない状態に陥ってしまう場合もあります。


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