ヴァージナル買取

ヴァージナルとは

ヴァージナルチェンバロ

ヴァージナルはヴァージナルチェンバロとも呼ばれるチェンバロの一種です。チェンバロは弦がグランドピアノのように張られていますが（スピネットチェンバロは斜め方向）、ヴァージナルは鍵盤と平行に張られています。発音の方法はチェンバロと同じで弦をはじく仕組みのため、音に強弱をつけることは難しい。主に長方形の箱型のボディを持ち、周りに装飾が施されていることが多いです。長方形の形状はクラヴィコードに似ていますが発音の仕組みは異なりチェンバロとほぼ同じです。15～18世紀ごろ盛んに製作され、ヴァージナルのためのに多くの曲が作曲されました。
オランダの画家フェルメールが描いたヴァージナル3作品は特に有名です。「ヴァージナルの前に座る女性」「ヴァージナルの前に立つ女性」「ヴァージナルの前に座る若い女」。
 

日本のヴァージナルメーカー

河合楽器製作所

カワイヴァージナルRV-90

世界を代表するピアノメーカー河合楽器製作所が1980～1990年代に全社を挙げて取り組んだ古典楽器事業のメイン、チェンバロ製作。大規模メーカーであるにもかかわらず、設計・材料・ハンドクラフト製作にこだわり抜いた名器を生み出しました。カワイ ヴァージナルはヒストリカルに徹したクラフトマンの「手」による楽器です。RV-130、RV-90は1962年にアントワープのI.ルッカースが製作した4・1/2 Voetno モデルのヴァージナルを元に復元製作したものです。

他メーカー、製作家

日本国内や海外のチェンバロ製作家の一部の方はヴァージナルの製作も行っています。

どのようなヴァージナルでも買取ります！

以下のようなヴァージナルチェンバロでも買取可能！お気軽に無料査定へお申し込みください！

• ヴァージナルの鍵盤が重く音が出にくい。
• ジャックが上がったままで音が出ない。
• 音が出ないしジャックが動かない。
• 弦が切れている。買取できるのだろうか？
• プレクトラムが折れていて全く音が出ない。
• ヴァージのプレクトラムが弦から外れているため音が出ない、音が小さい。
• プレクトラムが弦に掛かり過ぎていて音が大きすぎる。
• ヴァージナルチェンバロの響板に割れがある。
• 調律ができていないため、音が変だ。音階になっていない。
• ほったらかしのヴァージナルは売れるのだろうか？

ヴァージナルの確認ポイント。

チェンバロの鍵盤

【鍵盤の動きが悪い・重い】

ヴァージナルの鍵盤は木材によって作られているため、湿気の変化により木材が膨張し、バランスピンの部分や、上下ガイド部分がきつくなりスティックを起こし動きが悪くなったり、動かなくなったりします。そのためチェンバロは音が出ない、発音がおかしい、音が出たり出なかったりという不具合が起こりやすい楽器です。他店では買取を拒否されたり査定額をかなり下げられる場合が多いですが、当店の場合はそのような状態のヴァージナルでももちろん 買取り大歓迎・高額査定です。

ジャック部分

【タングやプレクトラムの不具合】

ヴァージナルのジャックの上にについている、動作する部分をタング、その先端についている弦を弾く部分をプレクトラムと呼びます。これが弦を弾くことにより発音させるのですが、長く使っているとこのジャック、タング、プレクトラムに不具合が出て正確に発音しなくなります。専門家による調整が必要なため買取ができないお店も多いですが、当店ではこのように未調整の状態でも 買取歓迎・高額査定です。

チェンバロの弦

【弦の切れ、未調律】

ヴァージナルの弦は非常に細く繊細なため調律の際に弦が切れたりすることがあります。また弦が柔らかいため正確な音階にするためには頻繁に調律しなければなりません。買取・売却をお考えのヴァージナルは調律をしていない未調整の場合がほとんどだと思います。当店の場合はもちろんその状態のままでも買取歓迎・高額査定です。

※上記のいずれの場合も、査定のお申し込み時に大まかで結構ですので鍵盤や弦の状態をお伝えください。ヴァージナルチェンバロ買取時の査定額の減額はありません。ご安心してお取引ください。