マリンバの工程
マリンバができるまでの工程
一般的なマリンバメーカーのマリンバができるまでの工程をご紹介します。特に日本は季節により湿度や温度の差が大きいため、何度も乾燥する工程、シーズニング工程を繰り返します。このように多くの工程と検査を経ることにより、環境や季節の変化などによる音板の割れや変形が起こらない信頼性の高いマリンバが製作されています。
マリンバ製作の工程
- 原産地でマリンバ用の原木の伐採工程
- マリンバ用の原木を約4~5mに切断する工程
- 原産国へ買い付け担当者が手向き、丸太を選木し買い付ける
- マリンバ用の丸太を輸送船へ積み込み
- 数週間かけて輸送船で輸送
- 日本へ上陸
- 工場でさらにマリンバに適した丸太を選木
- 合格品は短く輪切りにする工程。不合格品は別の用途へ。
- カットし製材する工程
- 4~5年の間自然乾燥、(または人口乾燥)
- 木取り工程(鍵盤のおおよその形にする)
- 人工乾燥工程
- 音板の形に加工する工程
- 寸法の計測
- シーズニング
- 穴あけ、粗削りなどの加工工程
- 調律、塗装、精密加工工程
- 組み立て工程
- 検品、検音
- 梱包
- 出荷
- 販売店へ
- お客様のもとへ