クラシックギターを高く売るには

クラシックギターを高く売るには

クラシックギターをできるだけ高く売る方法

外観コンディションをよく見せる

クラシックギターが高く売れる要素としては、外観が綺麗、ネックや指板・フレット周辺のコンディションが良い、弦高が適切である、弦が張ってあるか、などが挙げられますが、実際に持ち主の方が手を入れられる部分は限られます。ここでは素人の方でもあまり手間をかけずにコンディションをよくすることで査定額を少しでも上げる方法をお教えいたします。


クラシックギターのボディーのクリーニング

長年弾き込んだクラシックギターには汚れがこびり付き、表面の輝きを失っている場合があります。このような場合、以下のように表面のクリーニング行うと効果的です。

  1. 市販のギタークリーナーを綺麗なネルなど柔らかい布に染み込ませ、汚れを拭き取ります。汚れが酷い場合は何度か繰り返し汚れを浮き上がらせます。ただ塗装が剥がれたり摩耗したり木材が露出している部分には染み込ませないように注意してください。
  2. 次に市販のギター用ポリッシュ又ワックスで艶を出します。ポリッシュの場合にはワックス成分が含まれているものを使用します。柔らかい布に少量染み込ませて軽く拭き上げます。ムラがある場合は空拭きして整えます。量が多かったり何回も重ねるとムラの原因になります。

シールやステッカーの跡を取る

  1. クラシックギターにシールやステッカーを貼る方は少ないですが、ネックにフレットの目印として貼る方は多いと思います。シールやステッカーが残っている場合は一旦剥がします。貼り跡が殆ど残っていなければ上記のボディクリーニングだけで十分です。
  2. もし貼り跡や糊が残っている場合は市販のシール剥がし剤で除去します。スプレー式のものは多く出すぎ他の部分を汚す場合もあるので、柔らかい布に染み込ませて使用してください。この時あまり擦りすぎないことが重要です。強く擦ると熱が発生し塗料の材質によっては塗膜が溶けたり変色し、痛める場合があります。
  3. さらにシール剥がしで除去できないほど頑固な糊の場合は、市販のジッポライター用ジッポオイル(Zippo Oil)をごく少量布に染み込ませ軽く糊部分だけに擦り付けます。すると、糊だけが軟化し徐々に溶けてくるので別の布でやさしく拭き取ります。糊がしつこい場合は繰り返します。この作業を行う場合は、ジッポオイルをつけた布で目立たない部分を少し擦り、軟化や変色が起こらないか確認してから行ってください。ごくまれに軟化などが起きる場合があります。

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