トランペットの調整
トランペットのことをもっと知りたい方に
トランペットの調整、お手入れ、クリーニング
トランペットのコンディションが悪い場合の原因と対策。
音が全く出ない。 | ピストンの向きが違っている可能性がある。 ピストンの向きを直す。ヤマハなど一般的にはピストン番号の刻印が手前。 物がベル内、管内に詰まっている。 抜けるスライド部分を抜いて確認。取れそうなら慎重に。 取れないものや原因がわからない場合は、専門店に診てもらう。 |
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音階にならない。音が変わらない。 | ピストンの向きや位置が間違っている場合がある。 ピストンの向きや位置を直す。手前から順に1番、2番、3番。 抜き差し管の入れ方が間違っている、2番ピストンが一番短く、3番が一番長い。 |
ピストンが動かない | サビや付着物などにより固着している。又はピストンやバルブケーシングに曲がりがある。 自分で直そうとしない。トランペット修理技術者に診てもらう。 |
スライドが動かない | サビや固化したグリスなどにより固着している。 少し強めに引っ張ってみる(強すぎない)。 バルブオイルを隙間に注油してから行う。 ドライヤで一旦固着部分を温めてから引っ張る。(バーナーは素人が使うとハンダ外れが発生する恐れがあるため、使ってはいけない。) それでもだめなら専門店へ。 |
ヘコミがある | 物が当たったり、落としたりでできたヘコミ。 自分で直そうとすると表面を傷めたり、逆に酷くなるので専門家に任す。 |
変色がある | 銀メッキの黒ずみは硫化銀。 シルバーポリッシュとクロスで磨く。 ラッカー剥がれの場所やノーラッカーの場合は酸化被膜や緑青などが発生している。 メタルポリッシュとクロスで磨く。酷い場合は専門店で磨いてもらえる。 |
サビがある | その他金属部分にサビがある場合。 メタルポリッシュなどで磨く。 市販のさび落とし剤が有効な場合もある。(部分的に試してから使用する) |
つば抜き(ウォーターキー)から息が漏れる。 | ウォーターキーゴムやコルクがヘタっている。もしくは無い。 ゴムやコルクを交換する。専門家に任せてもよいが自分でも可能。 ウォーターキーのバネが腐食して折れている。又はヘタっている。 バネを交換する。周りに傷をつける恐れがあるので、専門家に任せたほうが確実。 |