トランペットの知識

トランペットの知識
 

トランペットの基本知識

トランペットの種類や材質による音色の特徴など。シナリッシュの楽器技術者の経験と知識、プロ奏者の意見など、トランペットの知識についていくつかご紹介させていただきます。楽器購入、楽器買い替え、中古楽器購入の際の参考にしてください。

トランペットとは

トランペットは金管楽器の一つで、その中でも最も音域が高い。管の先端に付けられたマウスピースを唇に当て、息を吹き込む。その際に唇が振動し音波となり逆の先端のフレア状に広がったベルから音が増幅された音が出る。
音程を変えるには唇の緊張などで振動数を変えたり、管の途中に取り付けられた3本のバルブを操作し、息が通る管の長さを変えることにより音階を演奏する。

トランペットの調整

トランペットのコンディションが悪い場合の原因

音が全く出ない。

ピストンの向きが違っている可能性がある。

音階にならない。音が変わらない。

ピストンの向きや位置が間違っている場合がある。

ピストンが動かない

サビなどにより固着している。又はピストンやケーシングに曲がりがある。

スライドが動かない

サビや固化したグリスなどにより固着している。

ヘコミがある

物が当たったり、落としたりでできたヘコミ。

トランペットの調整についてさらに詳しく読む

 

トランペットの材質

トランペットは他の金管楽器と同じく真鍮と呼ばれる銅と亜鉛の合金から作られます。金属加工が容易で金色に光り輝くため、楽器や装飾品の材質としてよく使われています。
また、合金の比率により、イエローブラス、ゴールドブラスなどと区別されています。

トランペット材質による音色の特徴。

銀メッキなどメッキ仕上げの楽器の場合、材質の判断は難しいです。

イエローブラス

明るくクリアな音色。

ゴールドブラス

暖かみのある豊かな音色。

レッドブラス

暖かくしっとり丸い音色。

洋白

安価なトランペットによく使われる。

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トランペットの表面仕上による違いや特徴。

クリアラッカー仕上げ

真鍮地金を磨きその上から透明なラッカーを吹き付けた塗装方法です。ラッカーは地金に比べ柔らかいため地金の振動を伝えやすく、パワフルで音抜けがよく艶やかな音色といわれます。

ゴールドラッカー仕上げ

上記のクリアラッカーに金色や黄色・赤色系の塗料を混ぜて作られたラッカーです。特性はクリアラッカーとあまり変わりませんが、よりシャープで音の立ち上がりがよいといわれます。

ノーラッカー仕上げ

真鍮地金を磨いたままで何の塗装も行っていない状態です。最初はラッカー仕上げのように輝きがありますが、徐々に酸化皮膜に覆われてヴィンテージ感が出てきます。特性としてはストレートに息が入り抵抗感も少なめなので表情をつけやすいことと、ラッカーなどに比べややダークで柔らかな深い響きと言われます。

銀メッキ仕上げ

真鍮を磨いたあと銀メッキを施したものです。ラッカーよりも厚さが薄いためにクリアで柔らかな音色になると言われています。やや抵抗感があるのでパワーが必要な場合があります。

金メッキ仕上げ

上記銀メッキの替わりにに金を使用しメッキしたものです。見た目に非常に美しく華やかで豪華です。金属の密度が高いため、鮮やかで華やか。音も割れにくいなどの金メッキ特有の性質があります。

ニッケルメッキ仕上げ

安価なトランペットの塗装に使われます。地金に直接ニッケルをメッキしたものです。奥行き感が少なく暗い輝きです。

トランペットの表面仕上げについてさらに詳しく読む
 


トランペットのラッカー剥がし

ラッカー仕上げのトランペットは長年使用することにより表面の摩耗や、塗面の劣化、塗面下からのサビなどが原因でラッカーが浮いたり剥がれたりしてしまいます。剥がれた部分は腐食が進み表面が凸凹になったり斑に変色することで見栄えが悪くなります。
そのため、よくラッカーを剥がしてノーラッカーのトランペットにしたいという相談を受けます。ここでは当店で行っているラッカー剥がしの方法をご紹介します。
トランペットのラッカー剥がしについてさらに詳しく読む
 


トランペットの種類

トランペットの違いや特徴。

トランペットは管の長さを伸ばしたり縮めたりして音程(音の高さ)を変化させますが、その方法に違いがあります。一般的な方法は上下するピストンによって管の長さを変化させるピストン式。回転するロータリーと呼ばれるバルブにより変化させるロータリー式。直接管をスライドさせ管の長さを変化させる方式もありますが、こちらは非常に特殊で現在はほとんど用いられることはありません。
一般的にはピストン式が世界中で使用されています。輝きのある音色でレスポンスがよいのが特徴です。ロータリー式は主にドイツやオーストリアなどドイツ語圏などで使用されていますが、近年ドイツ物の楽曲を演奏する場合には持ち替えて使用するオーケストラが多く、また指揮者の好みによりロータリーを指定する場合もあるようです。ロータリートランペットはピストン式に比べ音色が柔らかで温かみがあり、木管楽器や弦楽器に溶け込み、全体としてのアンサンブルがまとまるためとも言われます。さらにフォルティッシモのときには存在感があるのにやかまし過ぎないという音色が魅力です。
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