マリンバの知識
マリンバの基本知識
マリンバの基礎知識
木製の鍵盤(音板)をピアノのように並べ、マレット(バチ)で叩き音を出す木琴の一種。鍵盤打楽器の類に属するが、オーケストラや吹奏楽で演奏するのは打楽器奏者が担当する。単体で曲を演奏でき、音色も美しくソリストやプロ演奏家も多い。そのため音大の専攻課程、音楽教室や個人レッスンなも盛んである。
次の3点でマリンバはシロフォンと異なる木琴と言える。
- シロフォンより低音域である。
- 音色が柔らかい。
- 余韻が豊富である。
マリンバ製作の工程の知識
マリンバは木材の選別から仕上げまで複雑な工程を経て完成します。ここではその工程の知識をご紹介します。
マリンバができるまでの工程の知識を詳しく読む
マリンバの音板に使われる木材の知識
最高峰の音板素材としてはホンジュラスローズウッドと言われます。その他カリン、アフリカンパドックなどがあります。
マリンバ音板の木材の知識についてさらに詳しく読む
マリンバとシロフォンの違いの知識
次の3点でマリンバはシロフォンと異なる木琴と言える。
- シロフォンより低音域である。
- 音色が柔らかい。
- 余韻が豊富である。
マリンバの知識
マリンバはC28あたりの音域を含む木琴で、4オクターブ以上のものが多く、調律は、基音・4倍音・10倍音を重視。
シロフォンの知識
シロフォンはC40以上の中高音域の木琴を指すことが一般的。調律は、基音・4倍音。もしくは基音・3倍音で行います。
マリンバのメンテナンスについての知識
マリンバ保管方法の知識
湿度:20~55%程度、温度5~30℃程度。がベストな状態を保つことができます。また直射日光を当てない。高温多湿に長時間保管しない。
マリンバお手入れの知識
使用後は柔らかい布やネルなどで水分、指脂、汚れを軽く拭き取る。
マリンバ調律の知識
マリンバの調律は一般的な使用程度であれば2~3年に一度程度でよい。
消耗・劣化部品交換の知識
使用状況や経年劣化により鍵盤紐、フックゴム、マレットなどの交換が必要になります。